今日の繊研新聞に東京のブランドは展示会の時期を早める傾向にある、との記事が掲載されていました。
東京のブランドってなんだ?と思いますが大体のアパレルのブランドは東京に事務所がありますから東京のブランドなのでしょう。
洋服業界では『作って➡売る』が戦略的にできていて、夏に着る服を夏に作っていたんじゃ商売成り立たないみたいなところがあります。
基本的には半年前くらいに次シーズンのサンプルを作って展示会を開き、バイヤーに受注してもらって、その枚数+α分の生地を買い、縫製工場に依頼して製作、納品する、というカタチです。
大体のブランドが同じような時期に同じように作るので縫製工場は忙しいときは忙しいし、暇なときは暇という現象が起こって困っているそうですが。
一時期、アーティジャングルもこの流れに乗るべくJFW-IFFやプラグインといった合同展示会へ出展させていただきましたが、なにぶん普段、田舎の時間で生活しているとその流れに合わせていくのはとても大変で、今は特に展示会は行っておりません。何か他の方法で自分たちに合った発信の仕方があるのか、はたまた東京の流れに乗れるように努力すべきなのかは模索中です。
福島県に住んでるとAmazonファッションウィークって言葉もなかなか聞きませんしね。
とにかく、今は展示会で受注してもらって『いっぱい作っていっぱい売る』というよりも季節に合った洋服を『丁寧に作って、丁寧にお客様に届ける』コトをコツコツとしていきたいと思います。
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